日誌

令和3年度 入学式

令和3年度 お祝い 入学式

 小学部4名、中学部8名、高等部9名が入学しました。今年度は、病院訪問学級、家庭訪問学級もリモートで式に参加し、担任の呼名に応えていました。

 

 

<式 辞>

例年になく早い春の訪れとなり、平窪の山々にも若葉が芽吹き、新緑の季節となりました。ただいま入学されました、小学部四名、 中学部八名、高等部九名の皆さん、入学おめでとうございます。心より歓迎致します。また、今日まで大切に育てられ、はれて入学式を迎えられました保護者の皆様におかれましては、お喜びもひとしおのことと存じます。誠におめでとうございます。

新入生の二十一名の皆さん、在校生はじめ先生方は、皆さんが入学してくることを楽しみにしていました。みなさんは、これから始まる学校生活への期待に胸をふくらませていることと思います。同時に、不安や心配もあることでしょう。でも、優しく、頼りになる上級生や先生たちが一緒にいます。困ったときにはいつでも周りの人に助けを求めてください。ともに学び、ともに遊び、ともに喜び合いましょう。

さて、入学生の皆さんには学校生活をより楽しむために、お願いが二つあります。一つは、あいさつです。あいさつは人と人とがふれあいのはじまりです。目と目を合わせたり、言葉や手足、全身を使ったりして「おはようございます。」、「こんにちは」と、あいさつをしましょう。二つ目は、自分でできることを増やして、しっかりと身に付けることです。家族や学校、病院、福祉事業所の方々の支援を受けながら、進んで勉強や運動を頑張り、自分でできることを増やしていってください。平支援学校の校訓は、「明るく、正しく、たくましく」です。ともに、明るく正しくたくましい学校生活をつくっていきましょう。

終わりに、本日ご臨席をいただきましたP父母と教師の会会長様はじめ、ご家族の皆様に心より感謝申し上げます。昨年度からの教職員一丸となって、感染症への対策を講じながら子どもたちの学びの場を守ってきています。本年度も学校は「子どもとともに」、「地域とともに」、「なかまとともに」を合い言葉に心を一つにして、子どもたちの可能性と幸せを求めて、教育活動を展開していく所存です。本校に対し、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、式のことばといたします。

                                 令和3年4月7日

                                  福島県立平支援学校長 柳沼 哲