給食便り

お知らせ

グループ 給食試食会実施

   

10月20日(木)に4名の保護者の皆様の参加を得て、給食試食会を実施しました。
はじめに、本校栄養士より栄養摂取の工夫や食形態に合わせた調理方法などについて講話を行いました。

その後、保護者は、初期食、中期食、後期食の味見をしました。家庭の作り方との違いや調理時の工夫を

確認していました。

最後に、普通食を試食して、児童生徒が食べている給食を味わっていただきました。

学校給食週間 ご当地献立 ~富山県~

学校給食週間 ご当地献立 ~富山県

  食パン 梨ジャム 豆腐グラタン バターソテー 麦入り野菜スープ 桃シロップ煮

栄養技師の池田さんより

 富山県では、呉羽地区を中心に、盛んに梨が栽培されており、「呉羽梨」という名前で県外内で広く食べられています。ふつう、梨を栽培するときには、梨に袋をかけて虫がついたり、病気にかかったりしないようにします。しかし、呉羽の梨農家は、梨に袋をかけない作り方にこだわっているそうです。これにより、太陽や風などがしっかり実が当たり、すっぱさが少なく、甘くてみずみずしい梨が育ちます。
 また、富山県は全国でも有数の麦の産地でもあります。麦には小麦や大麦などいろいろな種類がありますが、富山県では六条大麦という、麦ご飯に使われる押し麦がたくさん作られています。きょうはスープに取り入れました。プチプチとした食感が特徴です。
 豆腐グラタンは、富山県の学校給食で実際に提供されているレシピを使用しました。ソースにも豆腐を入れてあり、チーズとの相性もばっちりです。具材にはしっかりとした硬さのある木綿豆腐を、ソースにはなめらかな絹豆腐を使用しています。

学校給食週間 1/24~28

キラキラ学校給食週間 1/24~28 家庭科・調理  

今日は、鳥取県の献立です。どんどろけめしと、いもこんなべがご当地メニューになっています。

どんどろけめしは、炒めた豆腐が入った混ぜご飯です。「どんどろけ」とは、「雷」を指す鳥取県の方言です。水分が多い豆腐は、炒めるときに『バリバリ』という音がします。この音が雷に似ていることから、どんどろけめしと名付けられました。実際は炒めた具材をごはんに炊き込みますが、給食ではごはんに混ぜ込んでいます。昔、大豆製品は貴重なたんぱく源であり、ごちそうでした。豆腐ならではのあっさりとしたおいしさが特徴です。

 いもこんなべは、鳥取県の伝統的な煮込み料理です。材料である里芋の「いも」、こんにゃくの「こん」から「いもこんなべ」と名付けられました。しょうゆで味付けされた、根菜を中心とした具材が入っている、寒い冬にぴったりの汁物です。

国産食材活用メニュー ~福島県産の伊達鶏 ラタトゥイユ~

国産食材活用メニュー ~福島県産の伊達鶏 ラタトゥイユ~  家庭科・調理

 食パン 大豆もやしのサラダ きのこスープ オレンジ 牛乳  

<栄養技師の池田さんから> にっこり

伊達鶏は、1985年に、福島県の伊達地方で生まれた鶏です。
「調理がしやすく、おいしい鶏肉がほしい」という、料理人の想いから生まれた伊達鶏は、その味と歯ごたえに特徴があります。

伊達鶏は、鶏が自由に動き回れる環境で、特別に作られたエサを与えるため、鶏がより健康に育つことができます。このように育てることで、お肉のコクとうま味、また、やわらかな歯ごたえを引き出しています。

県内外でも伊達鶏の人気は高く、現在は伊達市を中心に、福島県内と、宮城県でも育てられています。

今月は2回に分けて、国産食材を活用した献立が登場しました。どちらも、コロナウイルスの影響により、使用が少なくなってしまった食材を提供いただいたものです。みなさんには、日本で作られた食材には、おいしいものがたくさんある、ということを知ってもらえたら嬉しいです。
さて、1学期の給食もあと一週間となりました。暑い日が続きますが、しっかり食べて、元気に過ごしましょう。

摂食指導研修会・病理講習会

摂食指導研修会・病理講習会 会議・研修

 今年度は、福島整肢療護園の主任言語聴覚士である作山先生を招き、「摂食指導の基礎知識」について全職員で研修しました。主に摂食・嚥下機能、摂食機能の発達、嚥下障害について学びました。リモートによる講義でしたが、大変分かりやすく解説していただきました。 安心・安全な給食をめざし、子どもたちの食べる楽しみを大切にしながら、児童生徒一人一人の発達と学びの段階に応じた指導・支援をしていきます。